特殊清掃で使用する薬剤と安全性|市販品との違いと徹底解説

特殊清掃で使用する薬剤と安全性|市販品との違いと徹底解説

はじめに

孤独死現場やウイルス汚染部屋の特殊清掃では、消毒・殺菌・脱臭が欠かせません。
しかし「市販の消臭スプレーや漂白剤ではなぜダメなのか?」と疑問を持たれる方も少なくありません。
ここでは、特殊清掃で使用する薬剤の種類と特徴、安全性について詳しくご説明します。


市販品では不十分な理由

市販の消臭剤や漂白剤は、一般家庭の掃除を想定して作られています。

  • 表面の汚れや臭いしか対応できない
  • ウイルスや細菌を完全には除去できない
  • 建材内部に浸透した臭気成分には効果がない

結果として「掃除直後は臭いが消えたように感じても、数日で再発」というケースが多発します。


特殊清掃で使う薬剤の種類

当社では、現場の状態に応じて複数の薬剤を使い分けています。

1. 強力な消毒剤

  • 次亜塩素酸ナトリウム
     ウイルスや細菌を強力に不活化。ただし素材を傷めやすいため濃度管理が重要。
  • 過酸化水素水
     酸化作用により広範囲の菌やウイルスに効果。揮発後は水と酸素に分解されるため残留リスクが少ない。

2. 医療機関グレードの薬剤

  • 第四級アンモニウム塩(逆性石けん)
     細胞膜を破壊して殺菌。医療現場でも広く使用されており、安全性が高い。
  • グルタラール・ホルマリン系(必要に応じて)
     強力な殺菌作用。ただし人体への影響も強いため、適切な防護下で限定的に使用。

3. 脱臭用薬剤

  • 酸化剤や酵素系の薬剤を使用し、死臭や体液臭の原因分子を分解
  • 芳香剤でごまかすのではなく、化学的に臭いを消すのが特徴です。

安全性の確保

「強力な薬剤を使うのは不安」という声も多いですが、当社では以下のように徹底管理しています。

  1. 専門スタッフによる濃度管理
     作業現場の広さや汚染度合いに合わせ、最適な濃度を調整。
  2. 防護服・マスクを着用して作業
     作業員は完全防護で対応し、薬剤の曝露を防ぎます。
  3. 換気と残留確認
     処理後は十分な換気を行い、人体に影響が出ないことを確認。
  4. 環境への配慮
     薬剤は自然分解性が高いものを優先的に使用し、処理後は安全な状態に戻します。

実際の使用例

  • 孤独死現場
     床に浸透した体液部分を解体・撤去後、強力な消毒剤で処理。細菌・ウイルスを不活化。
  • ウイルス汚染部屋
     家具・床・壁に専用薬剤を散布し、オゾン脱臭と併用して徹底除菌。
  • ゴミ屋敷清掃
     ゴミ撤去後に薬剤噴霧と拭き取りを繰り返し、カビや細菌を除去。

まとめ|専門薬剤でこそ安全と安心を実現

特殊清掃の現場は、市販の掃除用品では解決できないリスクを抱えています。
当社では、医療機関レベルの薬剤+専門スタッフの管理により、感染リスクを根本から除去し、安心できる住環境を取り戻します。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県で、ウイルス汚染や死臭にお困りの際は、ぜひご相談ください。